過敏性大腸症候群と漢方薬

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記録的な猛暑が続いています。昨年も記録的と言っていましたが、
年々天気が過酷になってきている感じがします。
沖縄の友人が、32度で暑い暑いと言っています。こちら関西は連日、
34~37度なのに。

これから沖縄は、本当に避暑地になりそうですね。
梅雨明けから一気に温度が上昇して、身体がついて行けない方も
多いので、ご注意ください。

十分な睡眠と栄養、クーラーによる身体の冷やし過ぎ、冷蔵庫内の
飲食物で内臓を冷やし過ぎない様に気を付けて下さい。

前回は胃の機能障害のお話でしたが、今回は腸の機能障害、過敏性腸症候群について。

 定義は、「色々な便通異常があって、同時に腹痛その他の腹部症状を
訴え、しかもこれらの症状を説明するに足りる器質的変化が証明されない
大腸の機能異常の状態」
と言われています。 

つまり消化管に潰瘍やがん、ポリープなどが無いのに、下痢・便秘・腹痛が
起こる疾患です。わが国では人口の約15パーセントに認められ、
男性は下痢型が、女性は便秘型が多いとされています。

大腸の機能異常なのですが、大腸ばかりでなく小腸や胃の機能障害を合併
しているものも多いです。大腸の機能異常が主となるので「過敏性大腸」と
呼ばれています。

消化管は口から肛門まで一本の管です。それを私たちが食道とか胃とか
小腸・大腸と幾つかの部分に区切っています。
この異常を漢方的に観れば、気滞で消化管の過緊張による機能異常と捉えます。
機能異常は、心理的・社会的因子が発病の原因となり、誘因となって憎悪因子
となります。
 

山本巖流漢方医学では、過敏性腸症候群は精神的気滞と消化管臓器の蠕動異常の
両面を考慮しながら漢方薬の方剤を考え組み立てます。

気滞の過緊張タイプには、症状・体質に合わせて大柴胡湯、四逆散、加味逍遥散、
桂枝加芍薬湯などを使用してストレスによる機能異常に使用します。
また消化管臓器の蠕動異常には、枳実・芍薬をベースに考えます。

寒熱の病態も考慮し、冷えによる機能異常改善のために患者さんの病態把握は
十分注意が必要です。

 最近、脳腸相関といって脳と腸は密接な関係があることも分かってきています。
腸内細菌の状態を改善し、腸内環境をよくしてこの難治性の過敏性大腸症候群を
改善する事も重要なポイントです。


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