夏の終わりの夏バテ対策 -冷えが原因の夏バテも-

201695

残暑厳しい毎日が続いています。単なる夏バテと言っても、
軽い症状から点滴しても回復しない重症タイプまで多彩な
症状が起こってきます。

胃腸の消化吸収力の低下、食欲不振、下痢、むくみ、貧血、動悸・息切れ、免疫力の低下による
長引く風邪、微熱、咳など。色々な症状が現れます。
夏は気温が高くなるので、からだは体温の上昇を防ぐため、
血液を皮膚表面に集めて熱を発散しようとします。
そのために、内臓に流れる血液が少なくなり、胃腸は逆に
冷えやすい状態になっています。

暑いからと、冷たい飲み物や食べ物をたくさん摂ると、胃腸が
冷え過ぎて、その働きが低下してしまいます。昔は、夏バテは
暑い夏の盛りになるものと決まっていましたが、最近は夏の
終わりになってから疲労感や食欲不振、気力低下といった
症状が現れることが多くなっています。

夏バテには、大きく分けて2種類あり、ひとつは、高温多湿な
気候によって、熱が体内にこもってしまう、昔からある夏バテ。
もうひとつは、たい飲み物の摂り過ぎや冷房によって、
からだの中が冷えてしまう、最近多い夏バテです。
最近の夏バテは、内臓がかなり冷え切っています。
特に、冷え性の方は要注意。漢方では寒があたると書いて
「中寒」といい「体の色々な機能が低下、循環状態が悪くなって
体を温める機能が弱くなるために慢性的に出てくる症候」です。

中寒の症状としては腸管免疫力が低下し、嘔吐、腹痛、下痢、
しびれ、重だるさ、筋肉のけいれん、鼻水、ゼロゼロ喘鳴を
伴う薄い痰などが出ます。

上手に対策を立てて、元気に秋を迎えたいものです。

夏バテ対策の5つを実行してみて下さい。
1日1回お風呂にゆっくりつかって、グッスリ眠る。
②クーラー使用時、就寝時、脚とお腹を冷やさない事。
③冷たい物を飲食して、涼んだ後は少し暖かい飲み物や
   食べ物を摂取。
④消化の良い良質のたんぱく質とビタミン・ミネラル補給。
⑤冷え性の方は、水分の取り過ぎ、取り方に注意が必要。
   水毒体質の方が 多いので、甘味の多い果物・ジュース・
   スイーツ・ビールを多く取るとむくみが 強くなります。
   水や麦茶で水分補給しましょう。

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