一貫堂医学の必要性について ①

一貫堂医学は、森道伯先生が創始した一貫堂流後世派である。

人の体質を三大証(瘀血証・臓毒証・解毒証)に分類し、

通導散・防風通聖散・柴胡清肝湯・荊芥連翹湯・竜胆瀉肝湯の
五処方を運用して体質改善を行った。
①この体質分類は、森道伯先生が一貫堂療院創設以来のものでなく、
森先生が数十年に わたる実験治療上、最後に帰着した最も優秀と
される治療上の手段である。

②森先生の死亡されたのは昭和六年である。

③昭和五年度、初診患者の約60%にこの五方を処方をしている。

④そして森道伯先生の医術として、最も特色としているところは
防風通聖散を多用したことであって総患者数の30%は防風通聖散
および加減方を投与している。

昭和三年  初診患者数  2994人 防風通聖散使用数 679人
昭和四年  初診患者数  3102人 防風通聖散使用数 879人
昭和五年  初診患者数  3668人 防風通聖散使用数 1066人

「この事実は、第一次世界大戦後の未曾有の好景気のために一般国民が
奢侈に流れた結果として重大な原因は西洋医学の栄養食(肉食)の奨励
であって、食事による自家中毒か、当時の病気の原因の大半を占めて
いたことを証明するもので・・・」と述べられている。

大正末期から昭和五年頃にかけてのことである。この時代の最も
重要な慢性病は、 1.結核症 2.脳卒中であった。

世界恐慌が日本の農村を襲ったのが昭和五年から十年にかけてである。
この後、第二次世界大戦に向かい日本人の栄養状態は次第に悪化して
結核患者が増加する。
当時の結核症は、難治性疾患の最大のもので、昭和25年ぐらいまでは
死亡率の1位から2位の難治な疾患であった。 森先生は一度発症すれば
後遺症をのこさずに完治できない脳卒中のような疾患や難治性の結核を
発生する原因を体質として捉え、体質改善することによって予防し、
罹患しないように配慮された。

脳卒中をはじめ動脈硬化症、糖尿病、狭心症、痛風、腎不全、高脂血症などの
疾患が、臓毒症体質で瘀血をもつものに多発し、結核にかかりやすい体質の
人は解毒症体質として治療を行い、発病を未然に防いだのである。

 

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