漢方薬の驚異 第24回 補血・補陰剤について

昨年まで、四君子湯、六君子湯、補中益気湯という補益剤を中心に
お話しました。
今年から血に関する病で、血虚という病態に関連したお話をします。

健康とは陰陽・気血の調和であるという考え方があります。
漢方医学では、気と血を生命の根本と捉えられています。

1.気というのは・・・働き・機能・目に見えず触る事もできませんが
元気・スタミナ・エネルギー  陽に属する

2.血というものは・・肉体という物質、身体の物質的不足
筋肉・皮膚・髪の毛      陰に属する

体の不調の中で、血虚という病態は
体の物質的不足であり、内分泌調節異常、循環不良、自律神経失調症
など自律神経系や内分泌系の異常によって起こってくる疾患が多いと
いわれています。
血虚とは現代医学の貧血ではなくて身体の物質不足と捉えるべきです。

そして、一番使用される漢方処方は四物湯(しもつとう)です。
和剤局方という古い文献に四物湯は出ており、
当帰(とうき)、川きゅう(せんきゅう)、芍薬(しゃくやく)、
地黄(じおう)という四つの生薬からなります。

この四物湯は、金匱要略(きんきようりゃく)という本のきゅう帰
きょうがい湯という処方の阿膠(あきょう)がい葉(がいよう)
甘草(かんぞう)を除いて作られた処方です。
きゅう帰きょうがい湯は、ご婦人の不正出血に用いられ、妊娠中の
不正出血や早流産の後の出血が止まらない人にとてもよく効く処方です。
止血作用のあるのは、阿膠(あきょう)がい葉(がいよう)です。
阿膠(あきょう)とは、動物のニカワ、コラーゲン部分です。
がい葉(がいよう)は、よもぎの葉です。
この二つに、止血作用があるのです。

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