漢方薬の驚異 第30回 当帰飲子(とうきいんし)

前回も少しお話しましたが、今回は、四物湯関連処方の
当帰飲子(とうきいんし)。
老人性皮膚掻痒症に使用される代表的な漢方薬です。

当帰、川きゅう、芍薬、地黄の四物湯がベースになっている処方で、
四物湯+皮膚滋潤、痒み止めが入った処方構成となっています。

◎四物湯+何首烏(かしゅう)・・・・・皮膚の老化に有効

◎四物湯+黄耆(おうぎ)・・・・・・・皮膚機能をよくする

◎疾藜(しつりつ)・防風・荊芥・・・・痒み止め

どのような症状の方かというと

1.皮膚の萎縮があって皮脂分泌が悪い人。

2.表面が乾燥して鱗屑がある人

3.白い粉が落ちたりする人

などに用いられます。血が皮膚を養えないためにこの様な症状に
なると考えられます。補血によって痒みを治してゆく漢方薬です。

夏期は汗腺から汗や、皮脂分泌が多いので痒みは起こりにくい
のですが冬期は空気が乾燥して汗もあまり出なくなるので痒みが
強まります。
この暑い時期は良いのですが、秋~冬にかけて症状が強まります。

清潔志向で石鹸やボディーシャンプーで、ゴシゴシと体の皮脂を
洗い流すと症状が悪化するので適度な洗浄を心がける事も大切です。

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