漢方薬の驚異 第33回 陽虚と陰虚

漢方用語で難しいと感じる専門用語ですが、血虚と気虚の次に
今回はこの陽虚と陰虚について解説します。

気虚(機能衰弱)した状態に寒の症状が加わったものが
「陽虚」です。
体の栄養吸収機能(同化作用)が低下して、機能が衰えて
循環状態やエネルギー産生が低下した状態です。
主に、寒の症状が見られます。

◎陽虚=気虚+寒

一方、血虚の状態が進み脱水が起こってくる状態で
虚熱という熱証が現れる病態が
「陰虚」です。
物質面の消耗により、代償性の体の新陳代謝(異化作用)の亢進
自律神経の興奮や脳の興奮性増大と共に熱の症状が現れます。
この熱は虚熱と言います。

●陰虚=血虚+熱

今回の陽虚と陰虚に使用する漢方薬が存在します。

◎陽虚に使用する薬物は、補陽薬といい

主に、四君子湯(人参・ビャクジュツ・甘草・ブクリョウ)+乾姜、ブシ、肉桂など

代表処方 真武湯(しんぶとう)、
りょう乾ジュツ甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)

●陰虚に使用する薬物は、補陰薬といいます。

主に、(地黄、さんしゅゆ、牡丹皮)があります。

代表処方 八味地黄丸(はちみじおうがん)
六味地黄丸(ろくみじおうがん)

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