漢方薬の驚異 第34回 腎虚

陰虚という病態の中でも、特に生命エネルギーの中心的な役割を
はたす「腎」が重要視されてきた。

漢方の世界でいう腎というのは、今の西洋医学のKidney(腎臓)を
指し示すのでなく生命体の発生・成熟・老化に関与していると
考えられました。

子供では「先天の精」の不足による発育不全、成長、発達の遅れに
相当し、成人では老化に関連する症候に相当します。
成人の腎虚のもっとも特徴的な症状は、記憶力の減退と腰から下の
だるさや無力感であるといわれています。

腎虚のなかでも、腎陰虚と腎陽虚という病態も存在します。
腎精・腎気が不足して寒・熱に偏らない状態・・・腎虚
虚熱・乾燥の症候が加わるものが・・・・・・・・腎陰虚
虚寒・水滞の症候が加わるものが・・・・・・・・腎陽虚

「腎の病理」のまとめとして
1.先天的発育障害
2.成人・老人の早期老化現象
性機能の衰え、変形性脊椎症、老人性難聴
3.水の運行障害

腎虚の改善する漢方には、八味地黄丸、六味地黄丸があります。

★六味地黄丸
熟地黄(じゅくじおう)、山しゅゆ、山薬、牡丹皮、沢瀉(たくしゃ)、
茯苓(ぶくりょう)

★八味地黄丸
六味地黄丸にブシと桂枝を加える。

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