漢方薬の驚異 第76回 寒証とは

今年の5月は夏日があったり、肌寒い雨の日や雷の多い月でした。
不順な天気で体のだるい人、うつ状態になる方もおられます。
咳やお腹にくる風邪が長引いて、体調を崩す方も多かったように
思います。
どうぞお大事にお過ごし下さい。

前回より寒証のお話です。
暑いときに寒証の話もおかしな話ですが、意外と夏場も寒証の方が
多いです。
冷たい物の取り過ぎ、冷房によっても起こってきます。

これを恩師・山本巖先生は、「冷蔵庫病とクーラー病」と言って
暑い夏場、症状のある患者さんに説明されていました。

寒証の定義は、

「体の色々な機能が低下するとか、循環状態が悪くなって体を温める
機能が弱くなるために慢性的に出てくる寒い症候」

と定義されます。

主に中医学では、

虚寒(陽虚)・・・内因による寒証、老化、同化作用の減弱、新陳代謝の衰え。
実寒(中寒)・・・外因による寒証、寒邪に中る(あたる)事。

と分けて考えられています。

体格や、寝相によっても冷えの方は分かります。
比較的よく肥えている方は、暑がりの様ですが意外と冷え症の人が多いです。
体に水毒の多いタイプは、冷えるのでしょう。
水を背負って生活すると冷えますよね。

また子供の寝相でも、大の字になって寝る子は熱証の子が多いです。
お腹が冷えるのを自分で防ぐためなのか、うつ伏せになって寝る子は、
冷え症の子が多い様です。

問診の際に、ちょっと聞くだけで参考になります。

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