漢方薬の驚異 第78回 中寒基本処方

連日、猛暑日が続いています。
外で仕事をされている方、部活で運動している学生の方、
特に熱中症対策が必要です。
体温調整がうまく働かなくなっている、高齢者の方も
注意してください。
水分、ミネラルを補給して、体を十分冷やす必要がありますね。

しかしクーラー、扇風機、冷たい飲み物や氷でお腹を
冷やし過ぎている人が多いのも、この季節。

中寒のお話の続きです。
体の内部の寒証として、臓腑の中寒があることをお話しました。

体を主に3つに分けて、
上焦、中焦、下焦とすると

上焦の冷え・・・肺中冷

中焦の冷え・・・脾胃冷

下焦の冷え・・・腎著

といいます。症状としては

肺中冷・・・くしゃみ、鼻水、ゼロゼロ喘鳴を伴う薄い痰。

脾胃冷・・・嘔吐、腹痛、下痢。

腎著・・・しびれ、重だるさ、筋肉のけいれん

中寒といっても、中る部位によって多彩な症状が現れます。
その際に使用する漢方薬も変化させる必要があるのです。

上焦の冷え(肺中冷)・・・小青龍湯、苓甘姜味辛夏仁湯

中焦の冷え(脾胃冷)・・・人参湯、大建中湯

下焦の冷え(腎著)・・・苓姜朮甘湯合杏仁(腎著湯)

すべてベースは、甘草乾姜湯が基本処方になっている
処方群です。

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