秋の睡眠障害について - 年齢により必要な睡眠時間は変化 –

 

残暑厳しい毎日が続いておりますが、夏バテせずに元気にお過ごしの
ことと存じます。
熱中症患者が急増していますが、熱中症患者とコロナ患者の症状が
大変に似ていて、診断が難しいようです。
クーラーを上手に使って、熱中症にならないように、厳しい残暑を元気に
乗り越えたいものです。

こう暑いと、睡眠不足の方も多くいらっしゃいます。
仕事や家事で時間を取られて眠る時間が絶対的に減ってしまう
「睡眠不足」に対して、眠ろうとしても眠れず、そのために日中に悪影響が
あるのが「不眠症」。
不眠症の症状としては主に3つあります。

① なかなか寝つけない「入眠困難」

② 途中で目が覚めてしまう「中途覚醒」

③ 極端に朝早く目覚めてしまう「早朝覚醒」

不眠症状があるだけでは、不眠症とは診断されず、不眠症状があり、かつ
不眠のために日中に身体的もしくは精神的な症状が出ている場合に、
不眠症と診断され、治療が必要とされます。

治療に必要な不眠症に該当する人は、成人の約10%と言われています。
なお、どんなに睡眠時間が短くても、日中起きている時間に問題がなければ
不眠症とは診断されません。

ビジネスパーソンの中には過度のストレスで交感神経が緊張し、どうしても長い睡眠が取れなくなってしまう人がいます。
不安感や抑うつも強く、日中も体調がすぐれないのにもかわらず眠れない、
こういう人は体内時計の調整などでは対応できないので、医療機関を
受診した上で、睡眠薬を使用するかを医師と相談して欲しいと思います。

また、うつ病と不眠症は密接な関係があり、うつ病になると9割は不眠症に
もなると言われています。

 加齢に伴い必要な睡眠時間は短くなります。若い頃よりもエネルギー
消費量が少なくなり、基礎代謝が落ちるため、短い睡眠で間に合うように
なっていくのです。

年代ごとの平均睡眠時間を調べると、

25歳で7時間

40歳で6時間半

65歳で6時間

80歳で5時間半

と歳をとるほど着実に減っていきます。

「毎日8時間以上眠れるのは中学生くらいまで。70代になったら6時間程度
しか眠れませんし、眠る必要もないのです」

と長期にわたり睡眠研究をされている秋田大学大学院医学系研究科 

精神科学講座教授の三島和夫先生は言われています。

さらに、「日本人の65歳以上の人は、平均で9時間程度ベッド(寝床)にいるのが
現状です。一方、65歳の平均睡眠時間は6時間ちょっとで、70歳になると
6時間を切る。いずれの年代も、3時間程度は眠れないままベッドで
過ごしていることになります。」とも言われています。
 
8時間眠れないことを気にして、ベッドで眠れないまま過ごすよりは、趣味の時間にあてたり、
音楽を聴いたり、読書をしたりするのも、心の健康に良いと思います。
自然な眠気が来たら、ベッドへ戻る。
秋の夜長を元気に過ごしたいものですね。

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