漢方薬の驚異 第84回 臓腑の中寒 その6 – 片頭痛に有効な漢方とは –

1月はとても寒い毎日が続きましたが、
このところ少し寒さも緩んでいます。

明日から2月。

これから寒の戻りもあり、寒くなります。
インフルエンザも流行していますので十分に
ご注意下さい。

前回に引き続き、今回も、呉茱萸湯(ごしゅゆとう)について。

前回お話をしましたが、嘔吐・しやっくり・
頭痛に使用され、味がとても悪くて、服用しにくい漢方。
女性に圧倒的に多い片頭痛に有効です。

特に、料亭の女将さん、美容師の奥さん、
喫茶店をひとりで切り盛りしている
ママさんなど。
ご自分で会計からお店の運営まで、
すべてをこなしている働き者の女性で
片頭痛もちの方が多いように思います。

頭痛持ちの女性は、解熱消炎鎮痛剤を
常用されているケースがほとんどです。
常用しているとだんだんと鎮痛効果が
悪くなり、量を増やし、作用の強い薬へ
と変更される方もおられます。

体力の落ちた時が、注意です。

生理の後から来るような頭痛、発作的に肩、
首筋が異常に凝り固まり、キューッと片頭痛に
なります。
左右どちらにも起こりますが、右側から
凝ってくる方はより症状が強いようです。

随伴症状としては、めまい・嘔吐・悪心・
空嘔などがあります。

漢方では、冷えがあるため
「中寒で、濁飲が上衝する」時に使用されます。

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