インフルエンザ -ワクチンを接種してもかかるのはどうして?-

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立春になりましたが、全国で患者が急増しているインフルエンザ。
国立感染症研究所によると、2014年1月22日現在、ほぼ全ての都道府県で、 流行を示す警報や注意報が出されました。
今年は、5年前に新型インフルエンザとして世界的に大流行した 「H1N1型」が流行し、一部で、抗インフルエンザ薬の「タミフル」に耐性を持つものも確認されています。

昨年の1月第1~4週で確認 されたH1N1型ウイルスの割合は、全体のわずか1.7%。しかし、今年は、26日現在で、すでに47.4%と、A香港型の倍以上になって います。

 

専門家は、 5歳未満の子どもは特に、H1N1型の感染に 注意が必要だと指摘。
専門家によると、体内に入ったウイルスは、少しずつ形を変えながら 増殖し、まれに薬に耐性を持ったウイルスが生まれ、それが他人に
感染するなどして、拡散するそうです。

今回見つかったタミフルが効きにくいウイルスは、吸引薬の 「リレンザ」や「イナビル」には、耐性を持たないそうですが、厚生労働省は「耐性ウイルスのまん延状況を把握する」としています。

また、ワクチンに関して以前にもお話しましたが、インフルエンザ ワクチンを接種すれば、ウィルスを直接殺せてインフルエンザに罹らないと思っている方も多いです。

でもワクチンを接種していても、 毎年インフルエンザに罹る人がおられます。

このワクチンって一体何か?
ワクチンは、ウィルスを直接殺すものではありません。
インフルエンザウィルスには、表面上にタンパク質(HAヘマグルニチン)が あります。

このHAたんぱく質を有精卵の中で培養し、生成されたものが ワクチンです。

ワクチンを体に接種するだけでは、ウィルス感染したら病気は発症します。

私たちの体の中では、
ワクチンが体内へ→ 免疫系が働き→異物として認識して抗体を作る。
この抗体がしっかりと出来あがった人は、
もしウィルス感染を起こしてもウィルスを中和してくれます。
しかし ワクチン注射をしても、しっかりとウィルス抗体を作れる人は 全体の6~7割。

後の3~4割の人は十分な抗体を作れていないと 言われています。

高齢者、免疫力の弱い人は、抗体を作れないのです。
免疫力が弱いと、抗体を作る力も衰えます。だからワクチンを接種しても、 毎年インフルエンザに罹る人がいるのです。

このような方は、普段から自分の免疫力をアップさせることが大切ですね。
ご相談ください。

(注: 上の画像は、まぐろ)
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