花粉・黄砂・PM2.5 -その相関関係-

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今年2013年のの花粉症は、どなたも注意が必要です。
3月6日、微粒子物質PM2.5の濃度が、国の暫定指針値を
超えたそうで、熊本県では初の外出自粛になりました。
健康への被害が心配されています。黄砂も3/6から
日本上空に広がり濃度が次第に上がると予想されて
います。

埼玉大学大学院の王青曜准教授によれば、「PM2.5が
花粉の表面に付着すると、花粉表面が変化して破裂
しやすくなり、この現象は花粉が雨に当たるなどして
水を含むと起こりやすくなる。」
という事が
分かっているそうです。

また、花粉が破裂すると、PM2.5 よりさらに微細な

粒子PM1.0になるようで、より小さくなって、
気管支や肺の奥まで入り込みやすくなってしまいます。
それにより、呼吸器疾患、循環器疾患を増加するそうです。

 

福井大学医学部の藤井重治教授は、黄砂と花粉症などの
アレルギー性鼻炎との相関関係を指摘しています。
2006年に黄砂が花粉症患者に与える影響を調べた結果、
花粉の飛散が終わっていた時期でも黄砂が観測された
日は薬の服用量や症状を訴える人が増えていたそうです。

「花粉などの抗原が入ってこないと症状が治まるかというと、
実際はずっとくすぶっている状態が続いている。そこへ、
黄砂が入ると付着した一酸化硫黄や一酸化窒素、などの
物質が抗原と同じように作用して、鼻づまり、目のかゆみ、
咳などの症状が出る可能性がある。
また、もともと花粉症で

ない人も問題物質が花粉と一緒に入ってくると発症しやすく なる。」

と藤井教授は言われています。

花粉だけでも大変なこのシーズン。

個人差も大きいと思いますが、心臓や肺に持病のある方、
お年寄り、子どもに影響がありそうです。

黄砂・PM2.5を少しでも取り込まないような工夫はとても
大切と思います。

(参照コラム)  増え続ける花粉症

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