健康的な腸になるために ② -善玉菌を増やすには?-

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今年も残り少なくなりました。年末年始は、一段と冷え込むようです。
風邪をひかないように、楽しい冬休みをお過ごし下さい。
今回も「健康的な腸になるために②」をお話します。

便秘がちになると、腸内環境はどんどん悪くなると言われています。
便がスムーズに出る腸は、腸内細菌バランスが整っています。
善玉菌の主なエサは、野菜・穀物に多く含まれているでんぷんや
オリゴ糖。こういう成分が多いと腸内環境は健康に保たれ、体調も
良くなります。
一方、悪い腸は便が停滞。腸内細菌のバランスを崩しています。
便の滞在時間が多くなるとオリゴ糖などのエサ不足により、善玉菌
から悪玉菌が増えて、有害な成分が多く排泄されます。
エサが足りないと、善玉菌は食物繊維を食べ始め、便のかさが減少
してさらに便は停滞します。
大腸の終盤ほど、善玉菌のエサ不足がおきやすくなります。

どの様にしたら善玉菌の多い腸に保てるのか?

良い腸の作り方は、
①水分を取る。

ただし、水の飲み過ぎで、腸の冷えている人が
多いので飲み方や摂取する水分を温かい物で摂取する。

②食物繊維やオリゴ糖の多い食品を食べる。
野菜・果物・穀類・豆類・海藻・キノコ。洋食でなく日本人が
昔から食べていた食品です。

特に食べ物の中で、善玉菌を増やす食品は、
A)緑茶・・NHKの「ためしてガッテン」でも有名になりましたが、
緑茶に含まれるカテキンは悪玉菌をやっつけ、善玉菌を
増やし、消臭効果もあります。
B)リンゴ・・アラビノオリゴ糖が含まれ、善玉菌を増やす効果が
あります。
C)水溶性食物繊維のイヌリン・・ゴボウ・タマネギ・ニンニクに
多く含まれています。リンゴと同様に善玉菌のみを増やします。

③運動習慣をつくる。

④生活リズムを整える。お腹を冷やさない。

また、加齢によっても腸内バランスは乱れてきます。高齢になると
善玉菌は減り、悪玉菌が増えやすくなります。しかし、若者でも
食事の内容や生活習慣によっては、悪玉菌優勢に傾き、腸内の
加齢は進みます。一方、高齢の方でも食生活と生活習慣を良く
保てば、善玉菌の多い若々しい腸にできるのです。

若者も、高齢の方も、免疫の要である「腸」を大切に。

今年一年、コラムをご覧頂きましてありがとうございました。
来年も、より良い健康情報を発信したいと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。

(注: 上の画像は、橙)
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