スペイン風邪に対する漢方薬の対応

新型コロナウイルスが、世界中に広がり、日本でも日増しに
患者数が増えています。
今までウイルス検査できなかった人が、保険適用で行えるように
なったら、患者数が一気に増えることが懸念されます。

大阪大学免疫学フロンティア研究センターの世界的な免疫学者、
宮坂昌之教授がコロナウイルス対策について話されています。
「公衆衛生の概念が最も進んでいたのは当初からイギリス。
今でもアメリカとイギリスは進んでいて公衆衛生の本物の専門家
がいる。大学だけではなくて政府の機関にもいるし、医学の中の
非常に重要な分野だ」
「日本は専門家会議にはウイルスや細菌感染の専門家、内科の
人ぐらいは行くが、公衆衛生の専門家が手薄である」。そして、
「日本は1918年のスペイン風邪の時にたくさんの人が死んだ。
ところが日本の医学が当時は十分に成熟していなかった。
あの時にどういうことがあったのかということは私たちも全く習って
いないし、感染症の歴史というのは日本ではほとんど役立てられて
いないと思う

Wikipediaには、スペイン風邪について次のように記載されています。
スペイン風邪は、記録にある限り、人類が遭遇した最初のインフル
エンザの大流行(パンデミック)である。
スペインかぜの感染者は約5億人以上、死者は5,000万人から
1億人に及び、当時の世界人口は18~20億人であると推定されて
いるため、全人類の3割近くがスペインかぜに感染したことになる。
日本では、当時の人口5,500万人に対し39万人が死亡し、アメリカ
でも50万人が死亡した。これらの数値は感染症のみならず戦争や
災害などすべてのヒトの死因の中でも、最も多くのヒトを短期間で
死亡に至らしめた記録的なものである。

 1918年(大正7年)のスペイン風邪の話は、山本巖先生からよく
聞きました。大阪の阿倍野の斎場に、死体を乗せた大八車を引いた
人がいっぱい詰めかけて、焼く順番を待ったそうです。
しかし埋葬が追い付かず斎場近くには、死体の山が出来ていた
そうです。
患者が病院、診療所へ押しかけ、医者が裏口から逃げだしたとも
言われています。現代の中国・武漢で起こっているような「医療崩壊」が
発生したそうです。

 山本先生の先々代の師匠にあたる森道伯先生は、当時の
スペイン風邪の病態を3つに分けて

脳症型には、升麻葛根湯加白芷川芎細辛(しょうまかっこんとうかびゃくしせんきゅうさいしん)
肺炎型には小青竜湯加杏仁石膏 (しょうせいりゅうとうかきょうにんせっこう)
胃腸型には香蘇散加茯苓白朮半夏 (こうそさんかぶくりょうびゃくじゅつはんげ)
 

という処方で対応し、多くの患者を救ったことが記録に残っています。
 
今回の新型コロナウイルスは、病院へ行っても薬もワクチンもまだありません。
新しい新型インフルエンザ薬や、エイズの薬を利用した試みも
報道されていますが、どのような副作用が出るか分かっていません。
重症のご病気の方、持病のある高齢者の方は、優先的に入院が
可能かもしれませんが、患者数が多くなった時は、病院での対応は
不透明です。

 3月2日からの2週間は外出自粛で沈静化をはかりたいというのが
政府の見解です。
世界的な感染が広がるパンデミックが起こり、病院がパニックなったら
大変な事態になります。

心配な毎日ですが、規則正しい毎日と食生活、そして手洗い、免疫力の
維持が非常に重要な予防手段であると思います。
 

  
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