漢方薬の驚異 第87回 苓姜朮甘湯 (りょうきょうじゅつかんとう)

ゴールデンウィークに突入しました。
今年は連続した休みでないので、安近短の日帰り旅行が
多いようです。
大阪のグランフロント、神戸のumieも超満員。
近くで、皆さん楽しまれている様ですね。

今回は、苓姜朮甘湯 (りょうきょうじゅつかんとう)
について。

構成生薬
甘草 乾姜 茯苓 白朮

この漢方薬は、
甘草乾姜湯に、茯苓と白朮が入った処方と考えられます。

●古典の金匱要略では、

「身体重く、腰中冷え、水中に坐っているいるように冷たく

体は浮腫があって、尿量は多いにかかわらず口渇はない。

また、飲み食いは変化なく胃腸は悪くない。

だから、病は下焦のものである。腰から下が冷えて痛み、

又、腰に重い物を着けているようだ。」

となっています。

主に下半身の浮腫と寒冷に用いるのを特徴としています。

●●適応症としては、

1.冷え性

2.坐骨神経痛

3.夜尿症

4.白色帯下

5.下肢及び全身浮腫

桜の花も咲き、ようやく春本番となりました。
寒い冬が長かったので、嬉しくなりますね。
三寒四温で、寒い日もあります。
体調に気をつけたいものです。

今回は、安中散についてです。
この漢方薬は、現在○○漢方胃腸薬とか、
△△漢方胃腸薬として、一般用医薬品として
薬局やドラッグストアーなどで、発売されています。

主に、
痛み・胸やけ、急性胃炎・慢性胃炎、胃カタルに
使用されています。

処方内容は、
桂皮・延胡索・小茴香・高良姜・牡蛎・縮砂・甘草

「遠年日近脾疼反胃」の時に使用されます。

遠年(えんねん)・・・慢性
日近(にっきん)・・・急性
脾疼(ひとう )・・・みぞおちの痛み
反胃(はんい )・・・食べたものの嘔吐

お腹がすいて痛い時に、胸やけに焦点を
あてて使用すると良いと思います。

温める作用は、そんなに強くないので、
温裏散寒というより、鎮痛に使います。

●延胡索・小茴香・縮砂
嘔吐も止めますが、少し温めて鎮痛します。

●牡蛎
胃酸過多、胸やけに使用されます。

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