漢方薬の驚異 第86回 安中散
桜の花も咲き、ようやく春本番となりました。
寒い冬が長かったので、嬉しくなりますね。
三寒四温で、寒い日もあります。
体調に気をつけたいものです。
今回は、安中散についてです。
この漢方薬は、現在○○漢方胃腸薬等の名称で一般用医薬品として
ドラッグストアーなどで発売されています。
主に、
痛み・胸やけ、急性胃炎・慢性胃炎、胃カタルに
使用されています。
処方内容は、
桂皮・延胡索・小茴香・高良姜・牡蛎・縮砂・甘草
「遠年日近脾疼反胃」の時に使用されます。
遠年(えんねん)・・・慢性
日近(にっきん)・・・急性
脾疼(ひとう )・・・みぞおちの痛み
反胃(はんい )・・・食べたものの嘔吐
お腹がすいて痛い時に、胸やけに焦点を
あてて使用すると良いと思います。
温める作用は、そんなに強くないので、
温裏散寒というより、鎮痛に使います。
●延胡索・小茴香・縮砂
嘔吐も止めますが、少し温めて鎮痛します。
●牡蛎
胃酸過多、胸やけに使用されます。
- お問い合わせ
- 電話・FAXでのお問い合わせ
- 078-371-4193
- 受付時間 月〜水・金9:00〜18:00/土9:00〜15:00
- メールでのお問い合わせ
- お問い合わせフォーム
- ご来店予約
- 電話・FAXでのお問い合わせ
- 078-371-4193
- 受付時間 月〜水・金9:00〜18:00/土9:00〜15:00
- オンラインでのご予約
- ご予約フォーム